ママのケア
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赤ちゃんには固形石鹸の方がいいの?メリットやおすすめ石鹸も紹介

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moka
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こんにちは。現在妊娠中のママも、産後のママもおめでとうございます!

育児雑誌で紹介されていたり、実家や産院で使っていたから、赤ちゃんには固形石鹸の方がいいのかな?と思ったママも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんのお風呂や沐浴に使う石鹸は、固形でも液体でもどちらでも大丈夫です。

ですが、どちらかというと新生児のうちは固形石鹸の方がいいのではないかな?と思っています。

やさしいママ
やさしいママ

今どき固形石鹸?何で固形石鹸の方がいいの?

固形・液体石鹸には、それぞれ違ったメリット・デメリットがあり、赤ちゃんの月齢や肌の状態に合わせて選んであげると良いですよ。

ただし注意があって、液体石鹸と液状の合成洗浄剤は違います。

赤ちゃんに優しい石鹸とはどんなものか?、固形石鹸のメリットデメリット、おすすめ商品もご紹介します。

この記事を書いた人

名前 / moka ◆ 職業 / 昼はナチュラルショップ店員、朝はライターとして活動

実績 / 2児の母であり、ナチュラルショップ店員10年目。これから無添加生活を始めたい方を応援します。

赤ちゃんには固形石鹸の方がいい?

やさしいママ
やさしいママ

固形石鹸の方がいいとか言われても、普段使わないから未知すぎるんですけど…

私自身、子供の頃は固形石鹸を使っていた記憶があるのですが…。

小学校中学年(2000年)あたりから、実家も世の中もボディーソープや洗濯洗剤はすっかり液体タイプが主流になりました。

出産するまで固形石鹸に触れ合うことって、洗顔石鹸でたまにあったかな…程度でしたね。

若いママなら「固形石鹸なんてほとんど触ったことない」なんて珍しくないかもしれません。

moka
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そんな実家ですが、里帰り出産時にはなんと固形石鹸を用意してくれていました

「え、固形石鹸の方がいいの?そういうもん?」…と、まずびっくりしました。

石鹸成分なら固形か液体どちらでもOK

まず最低限なのですが。赤ちゃんに大人用ボディーソープを使うことはNGです。

大人用の洗浄剤なにがダメ?
  • 合成界面活性剤が使われており、赤ちゃんのデリケートな肌には刺激が強すぎる
  • ナチュラル処方、植物生まれ、肌に低刺激…と書かれていても、科学由来の添加物などがたっぷりなことも

そして液体でも固形でも形状はどちらでも構いませんが、石鹸成分のものを選んでくださいね。

赤ちゃん用の液体石鹸を選ぶのであれば、ドラッグストアやショッピングモールのベビー用品コーナーで探すのが探しやすいですよ。

液体洗浄剤と液体石鹸の違い

液体洗浄剤でとろっとして出てくるポンプタイプのものは、石鹸成分メインのものではありません。

ややこしいのが、泡で出るタイプです。

moka
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ボディーソープと書かれていると、石鹸成分でできているのか判断がしづらいです…。

見分け方(一例)

まずは食品選びと同じく、パッケージ裏面の成分のところを見ましょう。

見づらいけれど下の方にあることが多い

液体石鹸は、水のほか、最初の方にカリ石鹸素地と書かれています。

または、アルカリとの反応後の成分が書かれている場合があります。

反応後の成分

カリ石鹸素地 → ラウリン酸K、ミリスチン酸K、パルチミン酸K、ステアリン酸Kなど

※ Kはカリウムの略です

生まれたばかりの赤ちゃんは、アトピーや乳製品や何のアレルギーを持っているかまだわかりません。

そのため、なるべく石鹸素地だけのシンプルなものがおすすめですよ。

液体石鹸は保湿成分が配合されている場合がありますが、

赤ちゃん用に作られていても液体であるがゆえ防腐剤(EDTA-2Naなど)が入っていたりします。

moka
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この防腐剤はある程度仕方ないのかな〜とも思う…。それでも気になるなら不使用のものを探しましょう!

月齢や肌の状態に合わせて選ぶ

(後で詳しく解説しますが)固形石鹸は洗浄力が高く、さっぱりと洗い上げることができるため、皮脂分泌の多い0〜3カ月までは向いています。

moka
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新生児〜3カ月ぐらいまでの赤ちゃんは、新陳代謝もよく、汗・皮脂汚れが毎日たっぷり出るのです

やさしいママ
やさしいママ

新生児時期に固形石鹸の方がいいなら、ずっと固形の方がいいんじゃないの?

と、思ってしまいますが、生後4カ月ぐらいからは(個人差はあれど)盛んな皮脂分泌も落ち着き始め、皮膚がカサついてくる赤ちゃんも多いです。

また、月齢が3カ月以下でも皮膚が弱かったり固形石鹸の洗浄力では強すぎる赤ちゃんも、もちろんいるでしょう。

そうなってきたら、洗浄力が少し弱い液体石鹸に切り替えていくのも手ですね。

汗をかく夏場は固形、乾燥する冬場は液体、など使い分けてもいいかもしれません。

ひどいカサつきや湿疹が見られたら、自分で判断せず一度医師に相談することをおすすめします。

赤ちゃんに優しい固形石鹸のメリットデメリット

やさしいママ
やさしいママ

固形石鹸と液体石鹸、最初に使うのはどちらでもいいのはわかったけど…

決めかねるママに、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかをお伝えします。

固形石鹸のメリットは

メリット
  • コスパがいい!
  • 洗浄力が高く、皮脂をしっかり落としてくれる
  • 自然に優しくゴミが少ない

固形石鹸のメリットは、なんと言っても安くて長く使えるといった点です!

質のいいものでも、1個あたり大人用で100円台〜、赤ちゃん用でも300円台〜の価格帯で買うことができます。

アルカリ性のため洗浄力も高く、皮脂汚れををしっかり落とします。

石鹸は肌に残りづらく、洗い上がりはアルカリ性に傾いても、自然と弱酸性のお肌に戻っていきます。

環境面では固形石鹸は包装にかかるプラゴミが少ないこともいいですね。

石鹸を使った排水も、石鹸カスはプランクトンなどの微生物のエサとなり、環境負荷が少ないことが特徴です。

moka
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綺麗事のように感じますが、環境を守ることは子供の未来と幸せを守ることに繋がります。

固形石鹸のデメリットと解消法

デメリット
  • 片手で石鹸を泡立てるのが大変
  • シンプルゆえ肌が乾燥しやすい
  • 石鹸の衛生的な管理が必要
デメリット解消法
  • あらかじめ入浴前に洗面器に3センチほどお湯を張って、石鹸を入れ、手でシャカシャカかき混ぜて泡立てておきましょう!
  • 風呂上がりの保湿でケアしましょう
  • 石鹸置き(ソープディッシャー)を使いましょう

固形石鹸で一番ネックなのが、赤ちゃんの沐浴時の使いづらさです。

お座りまでは赤ちゃんのお風呂って大変です。首を支えながら、石鹸に水をつけて泡立てる…片手で。笑

こちらが洗面器シャカシャカ法
やさしいママ
やさしいママ

うーん、想像すると難しそう…

泡はきめ細かく…と、そんなに頑張らなくても大丈夫ですよ。

シンプルな素地石鹸ほど保湿成分なども配合していないものが多い傾向があります。

石鹸の製法によりますが、皮脂汚れをしっかり落とす反面乾燥しやすい(つっぱりやすい)ということも。

ですが、どんな洗浄剤をつかったとしても(せめて)3歳までは保湿をしっかりしましょう。

Q
なぜ保湿が必要?

生まれたての赤ちゃんのころからしっかり保湿し、肌のバリア機能を整えていくことが大事。

3歳までの保湿が肌の一生を左右する!?とも言われているそう。(できれば小学校低学年ぐらいまでとも言われています)

アトピー発症リスクが低減したり、発症しても重症化することが防げるという研究結果があります。

これは私が語る資格がある分野ではないと思うので、皮膚科医さんのコラムや病院のHPなど発信源のしっかりした方の知識を調べてみて下さいね。

せっけんはしっかり乾燥させて管理しましょう。濡らしたままだと溶けてしまいます。

立ったばかりの赤ちゃんが手の届かない高さで、通気性の良い石鹸置きに置くのがおすすめです。

場所を取るのがイヤや方はこんなタイプも

液体石鹸のメリットとデメリット

液体石鹸のメリットは、片手でプッシュするだけで泡が出てくるので、とにかく楽!ですよね。

大きくなった子供も自分で洗うときなどに使いやすいと思います。

液体タイプは製造の都合上、保湿成分も配合しやすいです。ただそういった製品は防腐剤も使われがち…。

デメリットは洗浄力が固形石鹸に比べると落ちることです。

moka
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洗濯洗剤なんかもそうですが、液体石鹸の半分以上は水でできているからです

デメリットのもうひとつは、値段が高いことですね。

ベビー用ですと、1,000円以上するものも多いです。

時間を買っている…という意味では高くないのかな、という気もします。

やさしいママ
やさしいママ

タイパが良くても、あんまり高いと続けられないよ…

そうですね…。うちもこんな事件が。

moka
moka

上の子が、良かれと思ってお風呂洗いを内緒でやってくれていたのですが、液体石鹸が半分なくなってました。笑

お手伝いはとっても嬉しかったのですが、内心(700円分は消えたな…)と、ダメージをくらいました。笑

ただ、節約のためにボトルと液体石鹸をそれぞれ違うメーカーで詰め替えるのはおすすめしません。

メーカーによってポンプの中の作りが違うため、しっかりした泡が出ないことがありますよ。(何回もボトル買うよりエコなんですけどね)

赤ちゃんに優しいおすすめの固形石鹸

私も実際に使ってよかったなぁと思った固形石鹸のおすすめをご紹介しますね。

私は「赤ちゃんが月齢の低いのうちは固形石鹸の方がいいかな」と思っていますが、お風呂場には固形・液体両方置いています。

新生児から使える、赤ちゃんにおすすめの石けんを選ぶ基準はこちら

固形石鹸選びのポイント
  • ほぼすべてが石鹸成分でできている(合成界面活性剤ではない)
  • 無着色・無香料もしくは自然由来のハーブの香り
  • 植物性原料の油脂

今回は厳しめに、動物性油脂・保湿成分・防腐剤なども一切ないものを選びました。

ちなみに、成分に表示されている『グリセリン』は、グリセリンという成分を添加したわけではありません。

アルカリとの反応後に生まれたグリセリンが残っているから表示されています。(メーカーによって、残っていても省略していることもあります)

moka
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植物性原料のみ石鹸で、使ってみてこれはあまりつっぱらないなぁと思った固形石鹸を紹介します!

発売から50年!石けんの老舗
シャボン玉石けん
ベビーソープ

成分:全成分:石ケン素地/容量:100g

大人も子供もこれ1個でOK

  • アボカドオイルと天然油脂から作られ、洗い上がりもしっとり
  • 釜炊き製法(ケン化法)でグリセリン(保湿成分)も残っている!
  • 皮膚アレルギーテスト済・皮膚刺激テスト済み

固形石鹸は洗浄力の高さゆえ肌が突っ張る…を押しのけた石けん!

アボカドオイルとケン化製法のおかげでそこまで肌のつっぱりも感じませんので、洗顔もいけちゃいます。

洗顔ネットで5秒でモコモコ弾力泡が!

私は石鹸で落とせる化粧品を使っているので、娘ちゃんと温泉に行くときは、シャンプー、トリートメント、このベビーソープだけで荷物が少なく済んでいます。

moka
moka

子供は全身これでOK!トリートメントを用意すれば大人も頭も洗えちゃいます

ナチュラルショップ、ドラッグストア(低確率)、ネットショップで購入可。

ワンオペママの味方!添加物を使用していない液体タイプもあります。

成分:水、カリ石ケン素地/容量:450ml

moka
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こちらも石鹸を面倒くさがる息子のためにお風呂に置いてあります!

人に安全、自然にやさしい
ねば塾
やさしいせおと

成分:石ケン素地、水、グリセリン/容量:100g

ムダなものを一切省いた究極の化粧

  • 大豆油、菜種油、パーム油など植物性の石ケン素地を使用
  • ころんと丸い形で使いやすく、溶け崩れが少ない
  • リピートする大人のファンも多い

人体に安全で自然環境にやさしい石鹸にこだわる『石鹸屋ねば塾』。

こちらももちろん無着色、無香料、保存料不使用の化粧石鹸です。

泡立ちもよくさっぱり洗い上がります。

未確認ですが、カインズ、ロフト、ハンズなどにも売っているそう!

moka
moka

私は近くに売ってなかったので、ネットショップで購入しました

まとめ

赤ちゃんには固形石鹸の方がいい?
  • 赤ちゃん用の石鹸は、液体でも固形でも、石鹸成分のものなら形状はどちらでもOK
  • 大人用の合成液体洗浄剤を使うのは、赤ちゃんにとって刺激が強すぎるのでNG
  • 固形石鹸は使う時ひと手間かかるが、コスパもよく洗浄力が高い
  • 液体石鹸は楽に使うことができるが、価格が高めで洗浄力も低め
固形か液体どちらを選ぶ?
  • 固形石鹸は洗浄力が高いため、皮脂分泌の多い新生児〜3カ月までは向いている
  • 固形石鹸または液体石鹸を使っていて合わないと感じたら、石鹸の形状を変えてみるなど肌の様子を見てみる
  • おつかれの時はママの健康も大事なので、楽に片手で使える液体石鹸を選んで!
  • 石鹸素地のみのシンプルな石鹸は環境負荷も少ないため、環境と子供の未来を守ることに繋がる

私自身、沐浴期間も終わり、赤ちゃんと一緒にお風呂に入るようになってから、

「赤ちゃんや自分の顔や体やら…色々洗浄剤を使い分けるの面倒くさい!!」

…と思い、ベビー用固形石鹸を一緒に使うようになりました。

それから固形の良さを知り、最終的に固形石鹸の方がいいなんて言い方になりましたが、これだけはひとつ…。

固形・液体どちらでも石鹸成分であれば大丈夫なので、赤ちゃんと楽しくお風呂に入れる方を選んでくださいね。

特に一人目の育児は、何もかも初めてで不安でいっぱいなママにとって、新しいことの連続です。

「ワンオペでとてもやってられない…」というママは、「絶対固形石鹸の方がいい!」ということではありませんので液体石鹸を使いましょう!

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ナチュラルショップ店員/ライター
こんにちは!moka(もか)です。/オーガニックショップ店員10年目の34歳。/小1と2歳児の母です。/皆さまの無添加生活を応援しつつも、完璧は目指さなくていい(80点でOK)と思っているし、添加物は全力で悪だ!とは思えていない私です。/日々、無添加食品とお客様を見ていく中で感じたことや、これだけは気を付けるべきかな?ということ、得た知識などを勉強がてら記事にして発信していきます。
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