アトピー性皮膚炎の子供のケアで気をつけることは?実は腸がカギ!
ナチュラルショップに初めて足を運んでいただけるお客様の大半は、子供を想う優しいママです。
そのきっかけの多くは、やはり子供の食物アレルギーや、アトピー性皮膚炎に悩んでいること。
「身体は食べる物でできている」とはよく言いますが、アトピーの悪化につながる食べ物を避けてみるなど、食に気をつけることは有効な対策です。
実は私自身もアレルギー症状と長らく付き合っており、アトピーは遺伝要因が大きいことから、「子供には自分と同じ思いをさせたくない…」と考えてしまいます。
逆にママにはアトピーの症状がなくて、子供に症状がある場合、「ケアで気をつけることが何か全然わからない」こともあるのでは?
アトピー歴20年超の私が考えるアトピーとの付き合い方・ケア・食事など気をつけることをお話してみたいと思います。
アトピー性皮膚炎の子供のケアで気をつけることは?
発信するからには責任持てよ!と思われますよね。
ごもっともなのですが、ネットで得た本物かわからない知識だけで自然に治そうとするのは時に危険です。
まずは皮膚科・小児科にかかられることをおすすめいたします。
私が思うアトピーとの付き合い方は、重い症状の時は割り切って医療の力を頼り、緩和されてきたら薬を弱くしてもらう。
この対処療法と組み合わせて、食事改善で中から退治していく(イメージです)
個人的に「完全に治るものではないのだろう」と思って調子のいい状態を維持できたらいいかなぁという感じです。
長くなりましたが、アトピー持ちさんが気をつけてみるべきことをまとめてみました。
衣服や肌着
衣服で気をつけることはこちら。
- 衣服はできるだけ綿素材にする
- 肌着、下着だけでもオーガニックコットンがおすすめ
- ウール素材もチクチク刺激があるのでかゆみを呼ぶ
- 服の内側の毛玉やタグに注意
アトピーさんにおすすめの肌着・下着は綿素材のものです。
服の素材については、パッケージや(服を着ている状態で)左の内側にタグが付いてますので確認してみましょう。
なぜならアトピーさんの多くは、化学繊維はかゆみを感じたりと体に合わないということが多いです。
化繊(かせん)、化学繊維は裏起毛やシャツなど幅広〜く使われています。
もうひとつはウール素材。タグには「毛」や「ウール」などと表示されています。
ウールが少しでも入っていると、めっちゃチクチクして私は着ていられないです。さらに静電気を呼び、これまた刺激になります。
でも正直かゆいときは綿でもかゆいです。笑
綿(わた)から木綿へは、『染料』『漂白剤』『洗浄剤』など様々な化学薬品を使い、製品化します。
いくら綿素材であっても、その化学薬品の中の何かに反応しているかもしれません。
それよりも注意してみてほしいのが、お子さんのパジャマの内側の毛玉!経験上、結構刺激になってかゆいと思います。
肌着のタグも、かゆいときがあります。切り取っておいてもいいかもしれません。
まだ皮膚からの刺激に強くない新生児〜赤ちゃんには、アトピーの有無にかかわらずオーガニックコットンの肌着がおすすめです。
お子さんがいつもかゆがっているなら、肌着やパンツやタイツだけでもオーガニックコットンを一度試してみてくださいね。
食品もそうだけど、化繊の服なんて日常過ぎて痒くなる要因だとは考えもしないよね
お風呂
お風呂の気をつけることはこちら。
- お湯の温度は40℃以下
- よく泡立てた石けんで洗い、しっかり流す
- ゴシゴシタオルを使わず、手洗いがおすすめ
熱すぎると汚れだけではなく必要な皮脂まで流れてしまい、肌のバリア機能が低下してしまいます。
からだを洗うときはよく泡立てた石けんを使い、手で洗うのがおすすめです。
最近はなんでも液体や泡で出るタイプがすっかり主流ですが、固形石けんはコスパもいいですよ〜
乾燥が激しい部分は毎日こする必要もないのではないかと思います。その方が私は調子がいいです。
石けんは思っているよりしっかりすすいで落としましょう。残っているとかえって刺激になりますよ。
保湿
保湿のタイミングは、
- お風呂から上がってすぐ
- 朝起きてかゆくなる前に
- 乾燥が気になったら
- 塗り薬のタイミングは処方箋に従って
が、ポイントです。
忙しい日常で何度も保湿をするのは難しいことですが、『皮膚の乾燥→バリア機能の低下』が過剰な免疫反応(かゆみ)を呼びます。
かゆみを呼ばないように、とにかくいつも潤っているのが大事なのですが、子供ってベタベタするの本当に嫌がりますよね。
嫌がる子供に塗るのはママも大変ですが、もうハミガキぐらい当たり前のことのように習慣化するしかないです…。
注意点は、薬用でない「保湿剤」は何度使ってもよいですが、「病院の塗り薬」は回数制限・1回の使用量などもあるので指示にしたがってください。
ステロイドってよくないの?
ステロイド薬はよくないって聞くけどどうなの?
多くの皮膚炎にはステロイドが処方されますが、強いステロイド薬を長期的に使い続けると様々な不調(副作用)が起こる…など見たことがありませんか?
自然派さんのアトピーケア療法に「脱ステ」というワードをかなり見かけます。
脱ステロイド薬(塗り薬・服薬)の略称なのですが、私はこの療法をもちろん否定はしません。
ですが、ステロイド薬を使っていた方が突然使用をやめると、一時的・長期的に皮膚の状態がめちゃくちゃ悪化することもあるそうです。
大人が自分の意志で悪化を覚悟してやめるのと、子供の意志関係なくやめさせるのはやはり訳が違うのでは…と思うのです。
保護者である大人が気をつけることは、用法容量を守ることです。
脱ステがどうしても気になるママもいるかと思います。(私もです)
今はネットで簡単に探せる時代ですので、院長の方針で脱ステを推している皮膚科を探してみましょう。
もしくは、かかりつけの皮膚科で「ステロイドではない薬を使いたい」と相談してみてください。
やはり診てもらいながら進めるのがベストなのではないでしょうか。
食事に気を配ったり、入浴指導もある入院型の脱ステ自然療法医院もありますよ。
病院(皮膚科)選び
子供の湿疹程度ですと、小児科でも診てもらえますが小児科では診きれない症状であれば皮膚科を受診することになります。
皮膚科ってどこも混んでますよね。完全予約制の皮膚科も増えてきました。
私は住んでいる地域の皮膚科に行き尽くしましたが、ほんとにチラッとしか診ないで視線はずっとパソコン画面…みたいな医師もいました。
よく見るような症状なのかもしれないけど本当に感じ悪い…笑
持論ですが、「もう一度見せにきて」と言わない皮膚科はとにかく論外です。
それと、googleマップの口コミを覗いてみるも非常におすすめ。医師への評判がなかなかリアルに書かれています。
季節
季節ごとで、アレルギー症状が悪化したり、かゆくなる原因が増えたりしますよね。
春の対策
立春(2月頃)から春の間は、地域差もありますが花粉が…すごいですよね。
花粉症には苦しい季節です。(ちなみに私は白樺とヨモギの花粉症です)
花粉に対するマスク・(酷い方はゴーグル)・空気清浄機などの物理的対策と、腸内環境・免疫システムを正常化する腸活が大事です。
アレルギーと腸は密接に関わりがあることがわかってきています。
夏の対策
梅雨ごろは大気や部屋の湿度が上がり、アトピーのかゆみがあまり出なくなり、肌の表面がよくなってくる方もいます。
しかし、湿度が上がると今度はカビ・ダニが増えます。
ハウスダスト系のアレルギーの方にはしんどい季節…(私はこちらも持っています)
カビもダニも、湿度が60%以上で増えはじめるため、50%〜60%を保ちたいところです。
室内の湿度を適切に保つために、除湿機やエアコンの除湿機能を使ったり、洗濯物は乾燥機にかけるなどの対策をしましょう。
真夏になれば、近年は猛暑日も増え今度は汗をたっぷりかきますね。
熱中症対策も大事ですが、汗はこまめに拭きましょう。汗などの肌の汚れはもちろん刺激になります。
秋の対策
寒暖差で、いつもはアレルギーのない方も水のような鼻水が出てきたりします。
免疫力の低下からカゼをひきやすい季節です。
勝手な憶測にはなりますが、コロナ以降この時期に体調を崩しやすい人が増えているうように思えます。
春の花粉よりはマシかもしれませんが、イネ科の花粉症の方は、アレルギー症状が出てくるので辛いですよね。
ちょっと鼻水が出てくると、カゼなのか、花粉症なのか、寒暖差なのか…よくわからない 笑
天気予報で気温や湿度などをしっかりチェックしておきましょう。
見落としがちな夜中の温度も布団の枚数に関わるので、注意して見て暖かくすることを心がけてください。
免疫力も落ちる時期なので、しばらくマスクをしてもいいかもしれません。
もちろん一理ありますよね!
ですが「免疫力が落ちやすい=周りがカゼを引きやすい時期」に、自分の体調が心配な方がマスクをするのは悪くないのではないでしょうか。
産後のママなんて特に弱っています。
私は産後、子供のカゼは100%もらい、しばらく月1でカゼを引いていましたよ。
しかも弱っている状態の産後のカゼは、治るのに1週間以上かかるんです。(少なくとも私は…)
子育て中にはしんどいですよね…。
冬の対策
話はそれましたが冬は空気が乾燥するため、弱った肌は刺激に敏感になりかゆみも出やすく、アトピーさんに一番つらい季節ではないでしょうか。
乾燥により指のあかぎれなども増えますので、ますます保湿は大事です。
室内も大変乾燥しますので、加湿器を使って50%〜60%に調整しましょう。
加湿器でも乾燥が追いつかない場合は、積極的に洗濯して干したり、バスタオルを濡らして干したりするのがおすすめです。
寒いので電気毛布・電気シーツを使う方もいるかと思いますが、温まりすぎるとこれまたかゆみを呼ぶので、目をつぶる前には切ることをおすすめします。
子供にニットを着せたい時期ですが、先ほどお伝えした服装・肌着についても注意してくださいね!
その他
- 布団やシーツは週1回以上の頻度で洗う
- かいた時のダメージを減らすために爪を切る・綿手袋をはめる
- 虫歯をつくらせない
ダニ・ハウスダスト系のアレルギーのお子さんの布団やシーツは、週1で洗いましょう。
ダニの死がいや汚れを落とすことができます。太陽光を当てて乾かすことも大事です。
(アレルギーの有無に関わらず、このくらいのペースで洗濯したほうがいいですね。)
また、寝ている間にかきむしるこをを防ぐため、爪を切ったり綿手袋などをはめてあげることも効果的です。(脱がずにはめ続けていれば…笑)
それと、一見関係なさそうですが虫歯をつくらないこともポイントです。
体の不調はすべて炎症からといわれますし、食べるものはすべて口から入ってきますよね。
虫歯は弱っている場所なだけあって、細菌感染しやすく、免疫を過剰に刺激しアトピーを悪化させている可能性があるそうです。
さらに、お子さんが金属アレルギーだった場合、銀歯が原因でアトピーが悪化することも。
子供が小さいうちならまだ虫歯は少ないはず…仕上げみがきなど親ができる対策をしてあげよう!
石油系の原料を避けるために、歯みがき粉はせっけん系にしてみることも試す価値はあると思います。
食事
「これがアトピーを悪化させる食材!」「アトピーさんは〇〇絶対食べないで」など過激なタイトルでさまざまな情報が飛び交っています。
ですが、医師の指導がない限り、『除去』ではなく『避ける』くらいの考えでいましょう。
最悪、しらずしらずのうちに栄養不足になるかもしれません。
残念ながら「〇〇を食べれば劇的にアトピーは良くなる!」ということはなさそうです。
ですがバランスの良い食事をとることで、間接的に『炎症に強い(抵抗力のある)皮膚をつくる』『皮膚の代謝を助ける』ことにはつながります。
良いとされる食生活
- 和食中心の食生活
- よい(圧搾の)油で調理する
- おやつは『お菓子』ではないものが◎
かゆみに深く関係するタンパク質群の一部である『サイトカイン』を抑えるのが魚に含まれるDHAやEPAです。
お魚(アジ・シラス・イワシ・近海系・できれば天然物)を食卓に上げる頻度を増やしましょう!
DHAはアトピーだけでなく、知能・発達に有用なのは皆さんご存知ですよね。
「(中略)さかな〜を食べーるとー、(中略)あたまーがーよくーなる〜」ってそんな歌よくスーパーで流れてたよね
授乳中であれば、ママが積極的にDHAをとることで赤ちゃんにも行き届きます。
他にも海藻や、大豆、納豆や味噌やヨーグルトなど発酵食品、きのこなども良いそう。
※ ヨーグルトは、お腹と相談してください。乳糖不耐症(飲んだら必ずお腹がゆるくなる…とか)の方は無理して食べなくていいです。
良質な油、というのは魚の脂も含まれます。オメガ3系の油(アマニ油やえごま油)は積極的に生でとるのがおすすめです。
良質で言うと酸化していない油は大前提で、米油などがおすすめです。できれば石油溶剤で抽出した油ではなく、圧搾製法で抽出したものがよりベター。
アトピーっ子に限らず、子供におすすめのおやつはさつまいも、おにぎり、おせんべい、枝豆、ヨーグルトなど。
控えるべき食生活
- お肉ばかり食べる、添加物たっぷりの食生活
- 牛乳は控えめに
- お菓子ばかり与える
う〜ん、残念ながら子供が好きなものばかりですね…。
お肉は脂っこいものが分解に時間がかかり腸が弱るため、よくないです。(鶏むね肉などはOK)
加工肉(ソーセージ・ハム・ベーコン)やカップ麺、スナック菓子、チョコレートなどは添加物も植物油脂もたっぷり。
- これらの食品、何がいけないの?
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植物油脂とくくられた油は、大抵オメガ6系の油で、リノール酸が多く含まれます。
※ リノール酸とは体に必要な脂肪酸のひとつですが、多くの食品に含まれており、自然と摂れてことが多いので、わざわざとるものでもないのです。
このリノール酸はアトピーの悪化につながる血液中の物質『アラドギン酸』に代謝されてしまいます。
また、甘いお菓子は糖質たっぷり。
糖質を摂りすぎると、血糖値が乱れる→安定させるため、コチゾールという物質が分泌(使用)される
※ コチゾールとは、アレルギーに対抗するホルモンのことです。それが無駄に減っちゃう。
小麦や牛乳は、最近ではセットでSNSでもよく嫌われていますよね。笑
これまた注意ですが、食べても何でもなく元気に過ごせている人は今までどおり食べ続けていい食材です。
しかしながらかなりのお医者さんが、小麦や牛乳が体調不良の原因のおそれがあるとして呼びかけています。
- 牛乳によるアトピー悪化の原因
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- 飽和脂肪は分解しづらく、腸が弱る
- タンパク質を分解した時に毒素が発生、免疫システムに異常
- 女性ホルモンが免疫細胞を刺激、必要以上に抗体を作ってしまい免疫システム異常に
ざっくり簡単にまとめると、消化が大変で腸への負担が重め、分解するために体の大事な成分を使ってしまう…思いのほか刺激物なのかもしれません。
えぇ〜!幼稚園、保育園、学校でも給食に出るから当たり前の健康にいい飲みものじゃないの?
普通に暮らしていたら、『牛乳は栄養たっぷり、カルシウム満天、背も伸びる(?)、体にいいもの』のイメージですよね。
私もカフェオレにしたりと牛乳は大好きなんですが…、
ナチュラルショップのお客様も『牛乳は嗜好品』という方は多いです!
私も過去には健康に良いものだと思っていたので、初めは言っている意味がわかりませんでした 笑
そもそも「牛乳を飲むとお腹が痛くなりやすい、下しやすい」というお子さんやママは、試しに牛乳断ちしてみてもいいかもしれません。
最後に甘いお菓子について。
体の中には、『コルチゾール』という、アレルギーに対抗するホルモンがあります。
甘いもの(糖質)のとりすぎで、血糖値が乱れると、安定させなきゃ!とコルチゾールが分泌され体から減ってしまいます。
しかしながら、大人も子供も、甘いものが食べたくなる時ってありますよね。
甘いもの完全NGはお子さんにとってはかえってストレスになりますし、ほどほどにしましょうというお話です。
自身の過去を振り返ると、アトピー症状が一番ひどい中学生ぐらいのころ、たしかに毎朝菓子パンを食べていました。
そもそも『おやつ=お菓子』ではなくていいってことですね。
さきほどの良いとされる食生活のおやつも参考に、ママも子供もストレスのない範囲で取り入れてみてくださいね。
アトピー性皮膚炎の子供のケアは腸がとにかく大事
さて今までかなりの頻度で『腸』というワードが登場しましたね。
アトピーに関わらず、健康でいるためにはとにかく腸が大事です。
腸がとにかく大事です!!
アトピーは免疫疾患です。
体の中の免疫細胞は『質のいい腸内細菌』で強くなります。
菌活や腸活をすればいい?
じゃあ、乳酸菌の入った食品とか発酵食品とかサプリメントをたくさん取れば万全だね!
腸によい食材を食べる、それももちろん大事なのですが、まずは悪いものをやめる引き算から始めてみませんか?
四六時中、間食や食事を繰り返していたら、胃も腸も休まる暇がありません。
腸の受け入れ体制ができてないところにいくら菌活をしたところで効果も半減、最悪効果なしかもしれませんよ。
時間管理されていない土日や、下校・降園後から寝るまでの平日は、おやつだなんだとせがまれちゃいますよね〜。
おやつのこんだて・与える量・頻度、暇にさせないなどママは忙しいですが工夫してみましょう!
便秘は甘く見るな!
また、子供の便秘を甘く見てはいけませんよ。
体の毒素の75%はウンチから排出されます。
ウンチが出ない=毒素をずっと溜め込むなんて良くないに決まってる…
便秘は腸からのヘルプのサインだと思っています。
便秘のお子さんは、小児科の受診かオリゴ糖の摂取などで、腸内環境を整えることを優先してくださいね。
わがやの息子もそうなのですが、偏食さんは食物繊維が不足がちなので特に便秘に注意してくださいね。
結局息子は年中さんくらいのころ、便が出ない状態が7日を超えた日に小児科を受診しました。
まず詰まっている便をなんとかするところから始まるのですが、かわいそうな処置になり大変反省しました…。
(もっと長い間便秘を放置した子供が、手術で詰まっている便を取り除いたというネット記事を見て怖くなりました)
「(子供が)便秘気味かも…」と心当たりのあるママは、もちろん食事改善もいいですが受診も検討してみてくださいね。
まとめ
自身も長年アトピーであり、息子も引き継いでしまいアトピー。そんな母の私ですが…。
今回は職場であるナチュラルショップで得た知識と実体験を絡めて、子供のアトピーのケアで気をつけることをまとめてみました。
(身の回り編)
- 服は化繊より綿素材がベター、オーガニックコットンもお試しあれ
- お風呂は40℃以下のお湯につかり、体は石けんで優しく洗いよくすすぐ
- 保湿は常にして、病院の薬は使い方を守って塗る
- 脱ステを考えている人は、いちど医師に相談を
- 季節ごとに活発なアレルゲンが変わるのでその都度気をつけること
- 寝具を清潔に、爪を切る、虫歯をつくらないなど初歩的なケアも大事
(体の中・食事編)
- 食事でアトピーが完治することはないが、炎症に強く抵抗力のある皮膚をつくる、皮膚の代謝を助けることにはつながる
- OK 和食中心(魚や発酵食品など)の食生活で、良い油で調理すること
- NG 脂っこい食べ物や、添加物が多い食べ物、甘いお菓子は避ける
- しかしストレスは大敵!ママも子供も無理のない範囲で取り入れる
- 体の不調は腸が密接に関わっているので、腸はとにかく大事
- 腸活の第一歩はまず体に負担がかかる食べ物を避け、受け入れ体制を整えよう
- 便秘は甘く見ず、医療機関を受診したり対策をしよう
やってみようと思う対策は見つかったでしょうか?
やさしいママ達のお役に立ててたら嬉しいです。
- 出典:「アトピー性皮膚炎の概要と基本的治療」PDF(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-03.pdf)(2024年11月27日に利用)