味噌は国産無添加の生味噌がおすすめ!無理なく買える家族の味噌は?
味噌選びは、使われる原材料の産地や、添加物の不使用、バルブが付いたものなどを選ぶのがポイント。
安心な無添加味噌は、酢や醤油など他の調味料と違い、普通のスーパーで簡単に見つけることができるんですよ〜!
伝統製法や国産のオーガニックにこだわらなければ、毎日使う家族のための『菌が生きている味噌』は1パック3桁で購入できます。

ところで、小さな子供のご飯は添加物や塩分を気にしなきゃいけないけど…味噌や醤油って減塩とかの方が良いの?
小さなお子様や赤ちゃんの離乳食には確かに減塩味噌でも良いのですが…。

味噌の塩分よりも、使う量の意識でいいと思います。
忙しいママのために、スーパーで買える『おすすめの条件がそろった白系の米味噌』もご紹介しますね。
麦味噌・豆味噌など色々ありますが、ポピュラーな米味噌の選び方を中心に、離乳食で使う味噌選びなどもお伝えします。
味噌は無添加で国産原料がおすすめ

決して安全の思い込みとかで言っているわけではないのですが、味噌に使われる大豆や米は国産をおすすめします。
甘い、あっさり、臭みが少ない、ホクホクなど…掛け合わせによっていろんな品種が生み出される日本の大豆。
リスク回避はもちろん地産地消も兼ねて国産大豆を消費していきたいな、と自然食品店員(私)は思っています。

家族が元気になる!味噌の選び方についてご説明いたします
【大前提】原材料は3つだけ

味噌はたった3つの原材料で作れます。
原材料はこれだけで大丈夫です。むしろこれだけが書かれた味噌を選びましょう!
たまに、米でなく米麹と書いてあったりもします。
選び方①添加物入りのだし入り味噌は卒業しよう

えー、どんな料理でもどうせならだし入っている方がおいしいじゃない?
だし入り味噌は、味噌そのものをなめてみても味がついていておいしい!と感じるものですよね。
もちろんこれは、うま味調味料をはじめとする添加物のおかげです。
なんならだし入り味噌にさらにだしを追加してる家庭も多いかもしれません。
- アミノ酸
- 酒精・アルコール
添加物には分類されませんが、アミノ酸をはじめとする『うま味調味料』にはまだ仲間がいます。
『たんぱく加水分解物』『酵母エキス』などがこれにあたりますよ。
これらのうま味調味料は舌で感じられる塩分もごまかしてしまい、しょっぱ過ぎてもわからずに食べてしまいます。
あまりうるさく言いたくありませんが、味覚の形成にも関わることなので基礎調味料には入っていてほしくないなぁと私は思います。
また、仕上がった味噌を白く見せたいため、加工助剤として漂白剤が使われることもあります。
残念ながらこれは原材料欄には表示されません。


選び方②大豆と米は国産を選ぼう
味噌の原材料の大部分を占める大豆と米(麦)は、有機を選ぶのももちろんOKですが、国産のものを選ぶのがおすすめです。
というのも、「国産の大豆100%使用」の味噌はそこまで珍しくなく、スーパーでも探しやすいからです。
お安い味噌には輸入大豆が使われることが多く、輸入大豆は収穫後農薬や遺伝子組み換え原料が使われているリスクがあります。
国産原料には遺伝子組み換えリスクは今の所ありません。
原材料欄の大豆には、大豆につづく( )内に、産地と遺伝子組み換え原料についての情報が書いています。
(遺伝子組み換えについては原材料欄でなく枠外に記載されていることもあります。)
どうしても国産のものが見つからない場合は、(非遺伝子組み換え)(遺伝子組み換えでない)とハッキリ断言している系の物を選んでくださいね。
選び方③塩は天日塩がベター
味噌の3つ目の原料である塩についてです。
原材料欄には「塩」や「食塩」しか記載されていません。
これですと、『精製塩』なのか『天日塩(天然塩)』なのかわからないのです。

大容量なのに3桁で買える味噌は、ほぼほぼ精製塩を使用していると考えていいと思います
塩については、天日塩を使っていればパッケージ内のどこかに『天日塩使用、〇〇の塩使用』などが書かれていることが多いですよ。
味わいは精製塩より天日塩の方がツンツンした塩味がなく、まろやかです。
自然食品店に並んでいる味噌は、大抵天日塩などの自然塩を使用した物が多いです。
なかなかスーパーで塩までしっかりこだわった味噌を見つけるのは難しいのですが、天日塩の表示を探してみてくださいね。

選び方④バルブ付きの生きた味噌を探そう
バルブって何?かといいますと、これです

このバルブが付いている味噌が、『生きた菌がいて酵素が働いている味噌』の証でもあります。
- バルブはなんのためについているの?
-
このバルブ(空気穴)は、二酸化炭素を逃がすめにあります。
味噌は発酵食品ですので、菌が生きた味噌は冷蔵庫内でも発酵し続けます。
発酵が続くと二酸化炭素が発生して容器が変形したり、ふくらんだりします。結果、破裂したり色が悪く見えたりするので、企業的には防ぎたいのです。
ところがこのバルブすらも、コストとみなされてしまいます。このパック詰め後に起こる発酵を防ぐために、酒精(アルコール)などを添加したり、加熱したりすると、バルブを付けることなく菌の活動を抑えられるのです。
酵素が働いているので…
- 消化をサポートしてくれる!
- 料理を柔らかく、おいしくしてくれる!
一般的な低価格帯の添加物入りの味噌は、加熱処理されています。
嬉しくないことに酒精の添加や加熱処理によって、味噌に含まれる『乳酸菌、麹菌、酵母』などの良い菌達が死滅してしまいます。

せっかく期待できる効果も減ってしまうので、ぜひバルブ付きの生味噌を探してみてください!

バルブ付きで添加物(酒精)なしの味噌が『生きた味噌』ってことだね!
かといって、「生味噌じゃないと健康になれない!」という訳ではありません。
味噌自体が、植物性タンパク質、ミネラル、食物繊維など…旨味成分を含み栄養価の高い調味料。
加熱されていても、死んだ菌は腸内細菌のエサとなりますし、残る抗酸化物質もあります。
スーパーで買える無添加味噌
スーパーで見つけられる、おすすめの良い無添加味噌をピックアップしてみました。
※天然醸造などのめっちゃ育ちの良い味噌は、いずれ別記事でおすすめをご紹介します。
マルコメ +糀 生みそ糀美人
マルコメ
+糀 生みそ 糀美人
柔らかく甘めの味噌
しょっぱさ
甘 み
食べやすさ
国産米・国産大豆100%使用の、甘くてフルーティーな味噌。
水分量が多いのか、かなり柔らかいです。
麹歩合は24割ということで、大豆1に対し糀は2.4も使用されているため、とにかく甘い。(通常は1:1)
ぜひそのまま食べてみてほしい。笑

甘さなのか、米の割合が多いからなのか、すぐに使い切ってしまった印象ですね
原材料:米(国産)、大豆、食塩
内容量/バリエーション:650g / 熟甘(赤つぶタイプ)、なめらか(こしみそタイプ)もありますよ!
ひかりみそ 円熟
ひかり味噌
円熟こうじ味噌
お手頃・甘めで子供も大好き
しょっぱさ /甘み /食べやすさ(未試食)
有機大豆(外国産)と国産米と天日塩だけで作った味噌󠄀。
天日塩使用との表示もあり!塩の情報があるのが嬉しいですね。
ひかり味噌さんは基本的に無添加味噌が多いのですが、今回は取り扱いのあるスーパーが多い『円熟』を選びました。

ひかり味噌さんの『国産信州こうじみそ』『マル無国産』などは塩までなんと国産。見かけたらぜひ!
原材料:米(国産)、有機大豆、食塩
内容量/バリエーション:750g / 減塩タイプもあります
トモエ 無添加北海道
トモエ
北海道仕込 白つぶ
お手頃・甘めで子供も大好き
しょっぱさ
甘 み
食べやすさ

甘くて、フルーティーな味わいです。
大豆が100%北海道産使用なのも嬉しいところ。
さらに甘みをつけて味噌ダレを作れば、肉魚野菜なんにでも合うソースになります。
西京焼きにしても子供ウケばっちりですごくおいしいですよ。

私は熟成させすぎた玄米味噌と半々で使って味噌汁を作っています 笑
原材料:大豆(北海道産)、米(北海道産)、食塩
内容量/バリエーション:750g / 赤つぶタイプもありますよ!
同じメーカーでも製造工場によって原材料に違いがあったりするので、都度パッケージはチェックしてくださいね!
離乳食後期には味噌汁があればとにかくOK


お米の食べ進みが悪いときに、味噌汁に浸して食べさせたりと…離乳食期はかなり味噌汁に助けられました
離乳食期では、7ヶ月から味噌も使ってOKとされています。
(もちろん少量から、大豆のアレルギーチェックを忘れずに!)
- 初めてあげる時
→小豆サイズから - 7〜8ヶ月(中期)
→3倍に薄めた味噌汁 - 9〜11ヶ月(後期)
→2倍に薄めた味噌汁
味噌汁を作るときに、味噌はいつもの1/3量で溶いてから取り分けて、その後家族に合わせた濃度に仕上げると楽ですよ〜。
味噌は日本のスーパーフード!
「医者に金を払うよりも味噌屋に払え」
という江戸時代のことわざからもわかるように、味噌は様々な健康効果が期待される『伝統ある日本のスーパーフード』です。
味噌の原料である大豆は、良質な植物性タンパク質を多く含みます。
さらに発酵によってアミノ酸やビタミンなどが加わり、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含む栄養食品となります。

ぜひ日常的に取り入れたい調味料の一つですよね
赤ちゃんには減塩味噌の方がいい?
赤ちゃんの時から積極的に使おう!…とは思いませんが、気になるのが赤ちゃんに与える離乳食の味噌についてです。

赤ちゃんに与える時、塩分の摂りすぎになりそうだし減塩味噌とかの方がいいの?

結論から言いますと、一生懸命に減塩味噌を探さなくてもOKです
ただし、塩分に気をつけるのはマストです。
大人はしょっぱければ後から水を飲めますが、赤ちゃんは何より水を自力で飲めません。
- 国産原料・添加物不使用がそろっていれば減塩でも◎
- だし入り味噌はNG
それでいて、赤ちゃんにも食べやすい麹多め(米多め)の白っぽい味噌がおすすめです。
一般的に大豆と米(麹)は同量で仕込みますが、原材料欄を見て、大豆よりも先に米が表示されていると麹の割合(麹歩合と言います)が多いです。
麹歩合が多いほど、つまり麹の量が多いほど味噌は甘めに仕上がりますよ。
塩分といえば、だしにも注意が必要です。
できれば昆布のみ、進み具合によってしいたけやカツオなどを足してもOKです。

昆布だけで作った味噌汁は、最初は味薄い…と感じますが、甘みの出る野菜と煮込んで作るとだんだん美味しく思えてきます
だしパックには無添加と書いてあっても、砂糖や塩が入っていたり、イワシなどの青魚系のアレルギーには注意しましょう。
もちろん市販の顆粒だしは、赤ちゃんにとって添加物・塩分ともにモリモリですので離乳食には本当におすすめしません。
味噌の選び方 まとめ

- 原材料欄には、大豆・米・塩 のみ
- だしやうま味調味料入り、添加物が入っていない(無添加)
- 大豆と米は国産、もしくは有機のもの
- バルブが付いている、酵素の生きた味噌
- 塩は天日塩など自然塩だとなお良し◎
- 生みそじゃないからといって、栄養がないわけではない
- やむを得ず外国産原料しか選べない場合は、非遺伝子組み換えの表示を確認する
- 麹歩合の多い味噌は、甘くて食べやすく子供ウケがいい!
- 離乳食に使う味噌は、減塩味噌にこだわらなくても、使う量を気をつければOK
最後までお読みいただきありがとうございました。
無添加の調味料を買ってみよう、そろえてみようとお考えの方にいつもお伝えしたいことがあります。
「全部手作り、添加物は徹底排除、オーガニック食材を」…なんて完璧を目指さなくてOKです。
子供のために、赤ちゃんのために、ママが気を病んで犠牲になる必要はありませんよ。
選んだ食材や調味料で、料理を作ること、味わうことがだんだん楽しくなってきたら、次のステップへ!
伝統的な作り方の調味料に、たまーに手を出してみてくださいね。


