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子供におすすめの砂糖は含蜜糖!子育てや離乳食に使うべき砂糖を厳選

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やさしいママ
やさしいママ

白い砂糖って体に良くないとか言うけど実際どうなの?

moka
moka

依存性がある、栄養がない、血糖値が爆上がりするなど言われていますがいい所もあるんですよ

子供って甘いもの大好きですよね!

確かにグミやチョコを与えた時の食いつきや、「もっとちょうだい!」の感じを見ていると、依存性はあると私も思います。

砂糖は血糖値を急上昇させ、それを抑えるホルモンを出す時、知らないうちに身体に負担がかかっています。

食べたいお菓子ぐらいあげたいな…という気持ちはすごくわかるのですが、小さな子供の体には負担も大きいかもしれません。

そんなリスクもある砂糖ですが、お菓子作りや和食などなかなか切っても切り離せない場面がありますよね。

どうせ砂糖を摂るのなら、栄養分が少し残っている『含蜜糖』をおすすめします。

  • 使ってみて本当におすすめの含蜜糖
  • 子供におすすめの含蜜糖とは何か?
  • 砂糖の種類はどんなものがあるか

など紹介していきます!

この記事を書いた人

名前 / moka ◆ 職業 / 昼はナチュラルショップ店員、朝はライターとして活動

実績 / 2児の母であり、ナチュラルショップ店員10年目。これから無添加生活を始めたい方を応援します。

子供におすすめの砂糖の選び方

そもそも子供に砂糖を与えないほうがいい!という考え方もあるので…。

「この砂糖は健康にいい!」ではなく、「砂糖を使うのならこれがいいかな」という認識でお話します。

子供(子育て中)におすすめの砂糖は、いわゆる茶色い砂糖の『含蜜糖』です。

具体的にどれにあたるのか、砂糖の分類から種類まで見ていきましょう!

砂糖の分類

砂糖の分類は、まず『精製糖』『含蜜糖』に分けられますよ。

それぞれ代表選手の砂糖を紹介しますね。

精製糖(分蜜糖)

精製糖とは、サトウキビかてんさいから作られ、ショ糖だけを精製→結晶化した砂糖です。

ストレートな強い甘みがありクセもありません。

砂糖を精製する過程では、サトウキビやてんさいの搾り汁からどんどん不純物を取り除いていきます。

そしてその不純物にはミネラルも含まれています。

moka
moka

残念ながら、残っているのは ほぼカロリーだけです…

代表的な砂糖はこちら

グラニュー

  • 純度が高く、世界中で使われるスタンダードな砂糖
  • 粒が少し大きく、サラサラした質感が特徴
  • きれいな焼色がついたり、生地自体を茶色くしないので洋菓子作りに向いている

上白糖

  • 日本で一番使われている砂糖
  • 粒が細かく、しっとりとした質感が特徴
  • 製造工程の最後に、糖液(ブドウ糖と果糖を混ぜた液)でコーティングされるため、強い甘みを感じやすい

三温糖

  • 上白糖と作り方は同じだが、加熱時間が長いためうすく褐色に色づいた砂糖
  • 茶色いため健康によさそう!と思いきや、栄養価はほぼない
  • コクがあり、醤油とよく合い煮物などに向いている

実は精製糖=白砂糖、というわけではありません。

茶色いですが、三温糖やざらめも加熱によって色づいただけで、精製糖に分類されます。

他にも粉糖・氷砂糖・洗双糖も精製糖です。

含蜜糖

含蜜糖(がんみつとう)は、原材料であるサトウキビやてんさいのミネラルなどを豊富に含む砂糖のことです。

コクがあり、やさしい甘さが特徴。

精製糖との違いは、ショ糖の結晶を分離しないことです。

煮詰めた糖液を冷やしつつ、かき混ぜて水分を飛ばし、そのまま乾かして粉状にします。

やさしいママ
やさしいママ

栄養が残っている砂糖のことなんだね!

代表的な砂糖はこちら

きび

  • サトウキビが原料の砂糖
  • やさしい甘さでほのかに黒糖の香りがある
  • コクがあり、何にでも使える万能選手だが、和食にもよく合う

てんさい

  • てんさいが原料の砂糖
  • 腸を整えるオリゴ糖を含んでいる
  • 甘みは低め
  • そのまま食べるとほのかにだいこんの青みのある香りがある(製品による)
  • 血糖値が気になる人や断糖したい人にも向いている

  • サトウキビが原料の砂糖
  • ミネラルなどの栄養価はかなり高い
  • コクがある独特の甘さで、香りが強いため万能ではない
  • そのまま食べるか、黒糖の個性を活かすような和菓子・ココアなどに向いている

他にも、メープルシュガーやココナッツシュガーなどがあります。

砂糖に添加物ってあるの?

やさしいママ
やさしいママ

砂糖って添加物入っているの?

たまに添加物表示がありますが、ダイエット系の加工された砂糖の添加物以外はそんなに心配いりませんよ。

見かけた範囲で調べました。

カラメル色素

よく三温糖に製品の色味の最終調整のため添加されています。

カラメル色素は種類が1〜4番まである添加物です。

moka
moka

危険視されているのは2〜4番で、砂糖に使われるのは1番が多いようです

メーカーによりますが、1番であれば砂糖の加熱により産まれる自然なものなので、砂糖のカラメル色素はそこまで心配ないかなと思います。

水酸化カルシウム

水酸化カルシウムは消石灰のことで、きび砂糖でたまに見かけました。

砂糖づくりには初期段階で加工助剤として使うのですが、それとは別段階でも使用するメーカーもあるようです。

pH調整(酸性〜アルカリ性を調節し、製造時の加熱による劣化を防ぐ)ためとのこと。

水酸化カルシウムはこんにゃくの凝固剤にも使われていますし、有機JASでも農産物の加工品を製造するに限り使用可能な添加物です。

これもそんなに心配いらないかな?と思いますが、気になる方は記載のないものを選んでくださいね。

「白砂糖は危険!」を考えてみる

やさしいママ
やさしいママ

白砂糖=危険!ってよく見るけどどうなの?

これは私、「なんか違うんじゃない?」と思うんです。

moka
moka

どちらかというと、白に限らず「砂糖のとりすぎには注意」かな

よく言われる白砂糖についてのウワサについて考えてみました。

血糖値の乱下向

つい最近行った2歳児検診でも、保健師さんからこのことについてお話がありましたよ。

まず、砂糖など高GI食品や甘いものを食べると、血糖値が急上昇します。

Q
高GI、低GI、GI値とは

GI値とは、食後血糖値の上昇度を示す指数のこと。

つまり、GI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。

サトウキビからできた砂糖は一般的に高GI食品となります。

からだは、血糖値を正常に戻そうとするインスリンというホルモンがはたらきます。

moka
moka

このインスリンは一生のうちに、からだで作ることができる量が人によって決まっているそうです

やさしいママ
やさしいママ

子供のうちからインスリンの無駄遣いはよくない!ってことだね

で、話は戻りますが…白砂糖だからよりGI値が高い!というわけではなく、サトウキビ系の砂糖はみんな高GIです。

茶色い砂糖でもGI値は高いので、急上昇を抑えられるとかではないです。

虫歯になりやすい

これも「白砂糖だから」ってことではなく、糖が歯に触れた瞬間から表面層のエナメル質は溶け出していきます。

歯の溶け出した部分が防御力低くなることはなんとなくわかりますよね?

虫歯を心配するなら、おやつの時間を守り、間食の回数を減らすのが一番です。

何も食べない時間を2時間程度空けないと、唾液による歯の再石灰化(溶けた歯の層を元に戻そうとするはたらき)がうながされません。

栄養がほとんどない

白砂糖は栄養がほぼありません。残っているのはカロリーだけです。

これは「白砂糖だから」と言っていいと思います。(三温糖・氷砂糖・ざらめなどを含む)

【一般的なグラニュー糖】と【今回ご紹介したい砂糖達(抜粋)】の栄養成分をまとめた表作りました。(見てみたい方だけどうぞ)

Q
参考:精製糖と含蜜糖の栄養成分比較表
グラニュー糖
(日本食品標準成分表)
素焚糖(キビ糖)優糖精(キビ糖)てんさいのお砂糖
熱量(カロリー)386 kcal383 kcal396 kcal395 kcal
タンパク質00.3 g00
炭水化物100 g97.9 g98.8 g98.8g
ナトリウム077.1 mg0.01 g
(10mg)
0.01g
(10mg)
カルシウム039.8 mg46.9 mg1.0 g
カリウム0212 mg228 mg4.0 g
マグネシウム014.8 mg11.5 mg0.3 g
(300mg)
リン04.7 mg4.3 mg
00.48 mg0.42 mg0.18 g
(180mg)
00.02 mg0.02 mg
亜鉛・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・他0マンガン 0.15 mgオリゴ糖(ラフィノース)
0.8 g

1g=1000mg、この中で一番高い数値の成分は赤字、ゼロの成分は単位を省略、表記のなかった成分は『』で表示しています。

砂糖はただでさえ『インスリンの無駄遣いにつながり、依存性もあり、とりすぎ注意』とお伝えしている食品です。

どうせとるなら同じ砂糖でも栄養があるほうがいいに決まっていますよね。

砂糖だけで必要な分のミネラルをまかなおうとするのは愚かですが、少しでも栄養が残っている含蜜糖を選びましょう!

moka
moka

白砂糖を敵視するのではなく、白砂糖には輝ける場所が別にあると認識したらよいのではないでしょうか

【砂糖選び】おすすめ含蜜糖5選

では普段使いに向いているお砂糖として、おすすめの含蜜糖をご紹介します!

栄養価でいくと黒糖を選びたいところなのですが、やっぱり黒糖は主張が強いので普段使いには向かないですね。

【大東製糖】素焚糖(キビ糖)

よく見かけるので買いやすい!
大東製糖
素焚糖

素のままじっくり丁寧に焚きあげたお砂糖

  • 栄養価・販売場所・価格…すべてがそろっている高コスパ砂糖!
  • 粒はなくパウダー状で溶けやすい

最近色々砂糖を試していますが、我が家のスタンダード砂糖は素焚糖です。

サトウキビの持つミネラルと風味を丁寧に焚き上げる独自製法で、素材の持つ恵みをギュッと閉じ込めています。

手に取りやすい価格ですが、なんと私がナチュラルショップで働き始めたころからおそらく一度も値上がりしていません。

やさしいママ
やさしいママ

すご!これ、離乳食にも使えるの?

大東製糖さんのパッケージには、わざわざ調べなくても済むようになんでも書いてあります。笑

パウダー状で、離乳食にも、お菓子作りにも何にでも使える万能選手です。

茶色の砂糖なため、生クリームや酢飯には色がつくので見栄えを重視したい時の料理には注意かな?と思います。

moka
moka

私は全く気にしないので、我が家は酢飯もクッキーもいつも濃いめのベージュです 笑

スーパーでもよく見かけますし、自然食品店、ネットショップでも購入可。

原材料:原料糖(奄美諸島産さとうきび100%)

内容量:600g

【ムソー】優糖精(キビ糖)

使い勝手はいつもの砂糖に近い
ムソー
優糖精

なんだか懐かしい味がするお砂糖

  • ほのかに黒糖の香りがあり、クセもなく何のお料理にも合う
  • 粒は少し大きくサラサラとしており、いつもの砂糖と同じように使える

常連のお客様のおすすめで買ってみたお砂糖です。

ムソーのHPにある、「粗糖から蜜分だけを物理的に調製したお砂糖で、精製を控えて造りました。」

というニュアンスと、食べてみて思ったのは三温糖に近いのかな?という印象でした。

でもしっかりミネラルは残っています。

結晶粒が見えるので、素焚糖では出来ないディアマンクッキー(外側に砂糖をまぶす)も作れそうです。

moka
moka

しばらく放っておくと固まるのですが、すぐほぐれます

ちょっと前まで1kgのみの販売で、容量も多いためお値段もなかなかでしたが、500gになり買いやすくなりました◎

こちらはそこら辺にはなかなか売っていません。自然食品店、ネットショップで購入可。

原材料:粗糖(さとうきび(沖縄産))

内容量:500g

【大東製糖】からだにやさしいお砂糖(低GIキビ糖)

自分の親にも勧めたい
大東製糖
からだにやさしいお砂糖
うっかり使い切って
しまった直後でした

吸収が穏やかな低GI砂糖

  • キビ糖なのに低GI!(GI値は53)
  • 甘みは控えめ
  • 粒はなくパウダー状で溶けやすい

砂糖なのに低GI食品なら人工甘味料も使っているのでは?と疑ってしまいますが、正真正銘サトウキビを100%使用した砂糖です。

この砂糖のために医師と大学で研究を重ね、長年難しかったサトウキビ100%の低GI砂糖が完成したそうです。

※低GI食品…GI値が55以下の食品

この砂糖はブドウ糖と比べ血糖値の上昇が緩やかな上、速やかに低下し、摂取前の状態に戻るのが早いです。

こちらも素焚糖同様ほぼパウダー状で、離乳食にも、お菓子作りにも何にでも使える万能選手です。

血糖値が気になる方や、砂糖なし育児はハードル高いけど…というママにも足がかりになってくれそうですよ〜!

やさしいママ
やさしいママ

これは赤ちゃんに負担も少なくて良さそうだね!

moka
moka

甘み足りないなぁ〜で、入れすぎないようぐっとこらえて!笑

原材料:原料糖(さとうきび(オーストラリア産))、さとうきび濃縮液(さとうきび(種子島産))

内容量:500g

【大東製糖】てんさいのおさとう(てんさい糖)

クセがなく使いやすい
大東製糖
てんさいのおさとう

厳寒の北海道で栄養をたっぷり蓄えた砂糖

  • てんさい由来のオリゴ糖やミネラルが含まれている
  • 粒はなくパウダー状で溶けやすい
  • ヴィーガン(菜食主義者)にも対応したお砂糖

てんさい糖の魅力はなんといってもオリゴ糖やミネラルが含まれていること!

HPに「独特の青みのある香り」とありますが、青臭さは正直感じませんでした。

やさしい甘さで、まろやかな風味が味わえます。

甘みが控えめなため離乳食にもおすすめ。

やさしいママ
やさしいママ

オリゴ糖も含んでいるし小さいうちからの腸活に良さそうだね!

個人的に思ったのは酢を使う料理にも合う気がしています。

お菓子作りにも使えますが、甘さがないと仕上がりに影響のあるお菓子には、量を増やしたり対応が必要です。

果汁を使うゼリーとか、砂糖の量を守らなくてはいけないケーキや焼き菓子には注意!

最近はスーパーでもみかけるようになりました。コープのPB商品もおそらく同等品。自然食品店、ネットショップでも購入可。

moka
moka

お菓子に使う時はレシピを見て砂糖の指定がないかチェックした方がいいですよ〜

原材料:砂糖(てんさい(北海道産))、糖蜜(てんさい(北海道産))、ラフィノース(てんさい(北海道産))

内容量:600g

【ホクレン】てんさい糖(てんさい糖)

よく見かけるので買いやすい
ホクレン
てんさい糖

甜菜ならではの青みを感じられるお砂糖

  • てんさい由来のオリゴ糖やミネラルが含まれている
  • 粒は顆粒のようなのと、削れて粉状のと混ざった感じでサラサラ
  • てんさいならではの青みのある香り

こちらは他サイトでよく紹介されていたので買ってみたてんさい糖です。

そのままと、プリンにして食べてみてたのですが、甜菜のならではの青みのある香りが印象的でした。

ちょっと溶けづらい印象もありますが、それを生かして今年の梅シロップに使ってみたいなと思いました!

moka
moka

てんさい糖は普通白めなので着色している!とのウワサですが、メーカーHPによれば加熱によるもののようです

このホクレンのてんさい糖はスーパーによく売っているのが魅力ですね。

スーパー、ネットショップで購入可。

原材料:てんさい(ビート)

内容量:600g

砂糖選びでおすすめしたいてんさい糖について

甜菜は農薬たっぷり!?

moka
moka

甜菜には敵がいっぱいなんです…

日本国内で栽培・製品化されるてんさいは、涼しい気候を好むためほぼ北海道産です。

春はキツネ・シカ・ウサギに植え付けた苗を食べられ、雑草に養分を取られ、うまく育っても葉にもカブにも虫がやってきます。

やさしいママ
やさしいママ

甘い甜菜は虫にとってもごちそうなんだね…

確かに、甜菜に使われる農薬はサトウキビよりはまぁまぁ多いでしょう。

できあがったてんさい糖は精製を重ねた分蜜糖でもないですし、残留農薬は基準値内ではありますが、ゼロではないかも。

「農薬が気になって無理…」という方は、外国産有機のてんさい糖を選びましょう。

(※有機であっても農薬リスクがゼロではないことをお忘れなく)

虫の種類が違うのか、日本では甜菜の有機栽培は難しいようで国産有機はまず見かけません。

また、国産であれば遺伝子組み換えのリスクはありません。

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実際、私はどうしているのかというと…

ホクレンてんさい糖で作ったプリンは子供たちもお気に入り
moka
moka

気分で国産のキビ糖にしたり、てんさい糖を使っています。含蜜糖であればどちらでもいいかなというスタンスです

ナチュラルショップでも、キビ糖とてんさい糖の売れ行きはかなりいい勝負。

なんならオーガニックシュガーは価格も高めなこともあり、そんなに売れていません。

てんさい糖のメリットは?

てんさい糖のメリットはこちら

てんさい糖のメリット
  • キビ糖にはない天然のオリゴ糖を含んでいる
  • GI値がキビ糖に比べ低め(中GI)
  • 寒冷地の作物は身体を温める効果があるとされている

メリットについてサクッとふれていきますね。

オリゴ糖がとれる

腸はアレルギーに発症と密接な関わりがあるとも言われており、腸の炎症は体の様々な不調の原因です。

moka
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熱なし&吐かない胃腸炎でも、インフルエンザとかよりなんだかぐったりする感じがしませんか?

ヒトは、3歳までに腸内細菌(一生住み着く腸内の細菌)が決まると言われています。

かわいい我が子にはもちろん、できるだけ腸に負担をかけずに過ごし、丈夫に育ってもらいたいですよね。

てんさい糖に含まれるオリゴ糖はビフィズス菌を増やし、おなかの調子を整えることに繋がります。

身体を冷やすことも、もちろん腸には良くありません。

暖かな気候で育つ作物のサトウキビ(キビ糖)よりは、てんさい糖の方が身体を冷やさないと言えます。

砂糖を与えることが気になるママに

てんさい糖はGI値が低めで、中程度の63ぐらいと言われています。

てんさい糖を普段から使うことで、キビ糖よりはインスリンの無駄遣い防止に役立つでしょう。

(さきほどご紹介した、低GIキビ糖(からだにやさしいお砂糖)よりは高いです)

甘さ控えめに慣れれば、砂糖なし育児が気になっているママの取っ掛かりになるのではないかなと思います。

まとめ

moka
moka

子供に、子育てに砂糖のおすすめは含蜜糖!

子供におすすめの砂糖選びのポイントをおさらいです。

子供におすすめの砂糖選び
  • 精製された分蜜糖より、ミネラルの残っている含蜜糖がおすすめ
  • 含蜜糖には黒糖、キビ糖、てんさい糖などがある
  • キビ糖はコクがあり普通の砂糖と同じように使える砂糖
  • てんさい糖は甘さ控えめで腸の調子を整えるオリゴ糖を含む砂糖

この中に知らなかった砂糖のリスクはありましたか?

砂糖のリスク
  • 精製された白砂糖などは栄養がほとんど残っていない
  • キビ糖であれば白くても茶色くても血糖値の上昇率(GI値)は同じ
  • 砂糖に使われる添加物『カラメル色素』や『水酸化カルシウム』は意外にも心配は少ない
  • 暖かい地方のサトウキビは身体を冷やし、寒冷地のてんさいは身体を冷やさない
  • サトウキビよりてんさいのほうが使われる農薬は多い(てんさいの国産有機栽培は難しい)

もちろん「砂糖を使わない」という選択もありますが、急に替える勇気も出ないし、ピンときませんよね。

まずは含蜜糖で砂糖には色々な個性があることや、やさしい甘みを実感してみてください。

おうちの調味料は何にでも使える含蜜糖でまかなえますが、

白い砂糖も敵視せず、それぞれ良い点が違うので使い分けして上手く付き合っていきましょう!

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ナチュラルショップ店員/ライター
こんにちは!moka(もか)です。/オーガニックショップ店員10年目の34歳。/小1と2歳児の母です。/皆さまの無添加生活を応援しつつも、完璧は目指さなくていい(80点でOK)と思っているし、添加物は全力で悪だ!とは思えていない私です。/日々、無添加食品とお客様を見ていく中で感じたことや、これだけは気を付けるべきかな?ということ、得た知識などを勉強がてら記事にして発信していきます。
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